芝千秋

芝千秋の展覧会にいってきた。その展覧会では習作がメインだった。
一見するとデッサンにみえた。鉛筆、木炭、墨、水彩と使われているものが表示されている。解説を読むとの時点でサインが入っているため、そこで完成したものだという。
確かに、習作であるので、デッサンで終わっていてもよいのかもしれない。ただ、その中に絵画独特の雰囲気があった。それは筆圧によってもたらされたものか、線の描き方か、それとも陰影か。とても静かな絵だった。
もちろん、習作ばかりを展示していたわけではない。日本画も十数点あったとおもう。ただ、習作の方がどこか純粋な気がした。

参考http://www.tokyoartbeat.com/event/2007/4447