現代の金融政策―理論と実際作者: 白川方明出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 106回この商品を含むブログ (35件) を見る

読んでわかったことと言えば、

  • 今後、金利は上がっていくこと
  • リスク管理がかなり重要なこと
  • 市場分析は難しい

オタクは無差別に人を殺す

今回の秋葉原での事件やマンションでの殺人事件もそうだが、どうしてオタクは無差別に人を殺すのか。
オタクになり易い人間が殺人を起こすのか、それとも日本のサブカルチャーがそうさせるのか。
とりあえず、アニメを観るぐらいならイーストウッドの映画を見ることからはじめよう。

[読書]応用ミクロ経済学作者: 伊藤元重,西村和雄出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1989/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見る

なんとなく、経済書を読んでいる。これは基礎を学んだ人間ならばそれなりに面白く読める内容だと思う。

ミシシッピは月まで狂っている

ミシシッピは月まで狂っている

情緒過剰な感じがよい。特に後半に行けばいくほど感情過多な文章になっていく。それが音楽を紹介するのにはあっていると思う。

大阪維新

公務員に成果主義を導入できるのか。結論から言えば、難しいだろう。
そもそも、成果主義とはなにかと考えると、仕事に応じた報酬の提供という点において、完全市場下での労働力の取引と考えてよいと思う。これに一番近い形が、外資系の金融だろう。もちろん、すべての企業が完全な成果主義や終身雇用などを実現できることは不可能である。仮に、終身雇用を実現しようと思えば、企業側の負担は膨大であり、成果主義では良い人材はより良い条件の企業へと集中するだろう。どちらにしろ、一部の優れた企業でのみ機能できる制度である。
現状では、一部成果主義を取り入れるのが一般的ではないかとおもう。そこで、なぜ企業が成果主義を取り入れなければならなくなったのか、と考えれば、外部経済のリスクプレミアムが増大したことや競争の激化があげられるだろう。そうした場合、ある程度現状に応じた人件費の支出をしていく必要がある。
しかし、この点で公務員に成果主義を導入することへの疑問が出る。行政とは近代国家において認められている独占事業であるといってよい。ならば、わざわざ成果主義を導入する必要性もない。雇用調整も短期的な調整よりも中長期的な調整が求められるだろう。
今回の大阪維新プログラム案では、給料(退職金も含む)カットが報じられた。しかし、たまに国民の意見などにある成果主義導入とは別問題であると思う。成果主義を導入するにしてもコストがかかり、運用が成功するのかもわからないからだ。

アクション映画と治安

アクション映画を楽しむ上で治安が良くなければならないことは自明なことだと思える。
それは、アクション自体のリアリティが過剰になってしまうからだ。例えば、現在公開中のランボー。あれを純粋にアクション映画として楽しむには、過激な暴力性を問題としない感性が必要だ。そのためには、暴力が非日常的なものでなければならない。
そんなことを今日思った。

ランボー2/怒りの脱出 オリジナル・サウンドトラック

ランボー2/怒りの脱出 オリジナル・サウンドトラック

公務員の人件費

橋本府知事の計画では、350億円の人件費カットが盛り込まれている。これについては、行政の財政状況と公務員の雇用調整の問題が個人的には気になる。
問題点としては、

  • 行政の財政は長期的に安定していればよいこと
  • 公務員はストができないことなどから、簡単に雇用調整を実施してよいのか
  • 公務員に成果主義を実際に導入することは可能なのか

人件費の変動費化―業績連動型への抜本改革

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経済論戦は甦る (日経ビジネス人文庫)

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雇用と失業の経済学

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