妖刀事件 買いました

レイプはいけないと思いました
妖刀事件フルコンプ。東京恐るべし。そんな感じ。
 

あおぞら

あおぞら

という本がありますが、レイプとは顔見知りによって行われることが一番多いらしい。まぁ、妖刀事件とは関係ないですけど。レイプに限らずいじめも加害者は忘れてしまうが被害者はPTSDになる場合がある。この違いは加害者と被害者だけの違いによって生まれるものなのだろうか。
 例えば、交通事故を起こした場合、加害者も責任を感じある程度ストレスを感じるものだと思うが、レイプやいじめなどは忘れてしまうこともあるしストレスに感じることもあまり無いと思う。まぁ、レイプの加害者の気持ちは知らんがいじめの加害者の気持ちならわかる。
 重要なことは加害者が被害者のことをどう思っているかの違いなのではないかと思う。
差別論 (明石ライブラリー)

差別論 (明石ライブラリー)

この本に三者モデルという考え方が載っている。その本質とは加害者達が被害者を排除する事にあるという。加害者が第三者と会話をし被害者を排除するような会話を行うことによって第三者を自分と同じ仲間にする、この本の言葉では同化させる事にこそ差別の本質があるといっている。たとえば、話を聞いていなかった相手に対して「お前はつんぼ*1か」といった場合、この言葉を言った人も聞いた人がつんぼでは無い事を知っていて聞いた相手がその言葉を否定することを期待している。この会話で話しかけられた相手が否定した場合、話した相手と話しかけられた相手はつんぼではない仲間として話が進んでいく。逆に考えればつんぼの人を仲間から排除することになっている。これこそが差別の本質ではあるといっている。
 この事からいじめやレイプの加害者側の人間がトラウマを抱きにくい説明になると思う。加害者側が被害者の事を同じ人間だと考えていない場合、ある程度、暴力などの、攻撃的な行動をとったとしてもストレスが少なくてすむということだろう。
スタンドアップ 特別版 [DVD]

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*1:差別表現を使っていますがお許しください。