4分間のピアニスト

映画「4分間のピアニスト」オリジナル・サウンドトラック
帝王マイルスが起こした“モード”という革命がいかに凄いことだったのか、少し解った気がした。そのあたりを詳しく知っていればもっと面白い見方もできただろう。
西洋芸術において、感性よりも理性を重んじていたらしい。そのため、(西洋)絵画は読むものだ、と書いてある本を立ち読みした事がある。それは音楽でも同じ事だったろう。しかし、マイルスはモードという理性よりも感性を強く押し出した音楽を発明した。その革命の一端をこの映画は描こうとしていたのだろう。